2003年4月1日 発行
讃岐うどんツアー 2月15日 晴れ おいしいウドンを食べに香川にドライブにいきました。 そこでハッとさせられた事がありました。普段は食事に介助つきで1時間かかる人がなんと あっという間にウドンを平らげていたことです。別人のようです。お箸もしっかり自分の力で握り締めしっかり平らげていました。いつもの姿が全てだと思い込んでいましたが 単なる一面に過ぎないと知りました。好きな物はこんなに食べれるんだなあとシミジミしました。 この人には無理だろうと頭からきめ 試みることもしていない事がいくつかあります。気持や意欲の問題が生活を大きく阻んでいるなら・・・どうかかわっていけばいいのか今一度見直したいと思います。 このうどんツアーではヒヤリする忘れ物騒動もありました!帰宅後 うどん屋さんから電話がありました。 「器のなかに入れ歯が残ってましたよ〜」 「ええええ〜」あ然!急いで誰の持ち物か調べると 入れ歯のない事を気にとめず夕食を終えたTさんの物でした。 こんなこともあるんですね。忘れ物がない事を十分に確認したつもりが まさかの入れ歯の落し物になるとは・・・入れ歯も暖めて入れるときっと気持いいんでしょうね。 うどんツアーの帰りに海の見える一宮公園で一休みしてきました。 そこでひとりのカメラマンに出会いました。 「趣味でカメラしよんです。見舞いに来た合間にここで時間すごしとんですよ。この海岸でいろんな人の写真とってあげよんで 撮らせてください。」 ここでお年寄りの方々の集団に出会ったのは初めてだそうです。花ちゃん人形を愛でているKさんに大変好感を抱かれたようで 殊更シャッターを多くきっていたように思います。 レオナのモデル誕生!はいチーズ Kさんもしっかりカメラ目線でポーズをとって見たり さらにうわてです。 平和なたのしいひとときでした。 後日 出来上がった写真をいただき 今また思い返しています。 笑顔あふれる写真からは笑い声があふれて聞こえてきそうです。 ありがとうございました。 つけもの作りに挑戦 冬場の大根 白菜はおいしいですよね〜 そこでレオナでも漬け物作りに挑戦しました。スタッフより入所者の方が年期もあり大張り切りです。 「こうするもんよ〜」「こうな〜 よ〜け塩入れんとおいしないんよ〜」 皆 個々の自伝の方法を譲らず 思いのままに漬けてもらいました。 白菜の葉一枚一枚の間に ていねいに多くの塩を入れているので少し心配もありましたが食べてのお楽しみということで なんとか終了・・・と思えば 漬けたら早く食べたいのが正直な所です。 まだまだと言っても待ちきれず 漬け上がりまでに何度も試食することに! お味は少ししょっぱかったようです。食べて納得。次回は塩を少なくして作ってくれることと期待しています。 やはり主婦ですね。料理作りが一番身についているように思いました。 雪の日のドライブ 年も明け 何度か雪が積もり冬もたけなわの頃。 雪景色をたのしみにドライブに出かけました。運転手は北海道育ちのNさん。 雪の降った日の朝の空気はとっても澄んでいて美味しい気がしました。海が澄んでいて島がポコポコ見えて キラキラとないでいました。 寒さよりも 車の中に入る日差しが心地よいほどです。 帰りに村松大社でお参りにいきました。 ここではMさんの一生懸命祈る姿を目の当たりにしました。お経を長々と立ったままあげている様子は 強い想いと決意を見た気がしました。 きてよかったなあ〜と皆が思える午後でした。 北海道で見慣れた雪も四国では神秘さをもって触れ合える距離にあり不思議な感じがしました。 |