目次
○わたしの中のルーティーン・気分転換方法
○いくつになっても
○軍歌
○いま何才?
○上手に老いていくこと
○白い花 キョウチクトウ
○もやもやした心
○ひまわりの種
○介護を通じて楽しいこと
○人生山あり谷あり
○久しぶりの外出
○うさぎとかめ
○挑戦
○優しい嘘
○花につられて
わたしの中のルーティーン・気分転換方法
わたしの毎日の生活に欠かせない事は、音楽を聴く事です。
少しの時間で気になっている音楽や好きなアーティストの曲
を聴いています。
最近では BTSなどのK―POPや J-POPを聴いています。
音楽を聴く事で 心が落ち着き、また 何も考えないで
リラックスできるからです。
気分転換の方法としては、友達に会って会話する事です。
友達と会う事で お互いの現状を知り相談もできて安心します。
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いくつになっても
「今日でここを辞めて帰ります」というAさん
「いなくなるのはつらい」と泣き出すBさん
Bさんを見たAさん「私なんかのために」と泣き出します。
その夜 二人は 分け合いながらオヤツの時間を楽しみます。
いくつになっても 住む場所が替わっても
新しい仲間ができ お互いを思いやる心があります。
でも 洗濯物のたたみ方が違うと口喧嘩することも・・・
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軍歌
料理をしながら何気にくちずさんでしまう軍歌
やばい、やばい・・・
いつの間にやら・・・
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いま何才?
100才になるIさん。
ある時は「学校行かんといかん おかあさーん!」
と小学生になる。
ある時は「あんた わたしよりだいぶ年上だろ?」
と言われ・・
「うぅ・・・わたしはまだI+さんの半分くらいしか
生きてないのに〜」
さあ 明日は何歳のI+さんに出会えるか楽しみです
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上手に老いていくこと
最近思うことは、やっと一人の時間ができたな、
あんなこともしたいな、あそこへも行きたいな、
と思う反面 還暦が過ぎると 体も心も不安と自信が
なくなって 老いてきたなと思う。
特に新型コロナウイルス流行によって マスク生活、
外出はできず、人付き合いが減り 生活に変化が
起きてしまった。この2年間は もったいないな〜とひとり言。
子供も独立し、親との別れ、楽しみは 時間がある時に
会える孫達との時間、生きるエネルギーをもらっているようです。
「今のこの時間を一日一日を大切にする。1日1回笑うこと」
今の目標です。
「ばあちゃん うちのばあちゃんは一番元気で若いよ、大好きだよ」
と言われると どんなに高いお薬やサプリメントよりも
元気になり笑顔になるようです。
コロナが収束したら まずカラオケに行って大きな声で歌を
唄いたいです。それから 旅行に〜買い物に〜と これからも
美味しく食べて 笑顔で ゆとりの心を持って楽しく健康に
上手に老いて 生涯現役!
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白い花 キョウチクトウ
入所者さんは 窓の手すりにつかまって 起立練習を頑張っています。
窓からホームの庭を眺めると白い夾竹桃(きょうちくとう)や
アジサイなどの季節の花が咲いています。
きれいに咲いてきたね、と外を見ながら行う起立練習は
立位保持の時間も少しずつ長くなっていきます。
ある時 夾竹桃(きょうちくとう)とはどんな漢字かという話題に
なりました。「チクは 竹やと思う」とKさん。
花好きのKさんは色々な花の名前を知っているだけに 合ってズバリ
正解でした。
職員が調べると 竹のような葉で桃のような花が咲くので
夾竹桃(きょうちくとう)というそうです。
また 強力な毒成分が含まれており 木を燃やした煙にも残るそうです。
夾竹桃の枝を串焼きの串にした人が亡くなったりした事を伝えました。
「怖いね。キレイな花なのにね」とKさんもメモに書き留めていました。
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もやもやした心
仕事が休みの日、ゆっくり休めないのが悩みです。
子供2人子育て中です。
楽しみにして始めたジムも あまり行けてないし・・・
パートで仕事を始めた妻。
仕事休みの日の午後は子守をしています。
家に居ても 急に不機嫌になる妻 理由がわかりません。
そんな時もあります。
ゴロゴロしたい 好きなだけ眠りたい
何かいい息抜き方法はないでしょうか。
ちなみに趣味はカラオケですが 現在は縁遠い生活です。
コロナのせいで行けていません。ちなみに今も昔もhideが好きです。
あんな時代もあったねと いつか笑って話せる時が来るまで
ぼちぼち頑張ります。
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ひまわりの種
ちょっとヒマワリでも植えてみようと思い フリマアプリで
種を探してみました。
「100粒300円 日本中をヒマワリいっぱいに」と出品して
いる方を発見。見ると発送元は愛媛県。
「こちら愛媛県です。よろしくお願いします」とコメントを
添えて購入すると「こちら四国中央市です。土居町でデイサービス
の皆さんと畑いっぱいに植えたので 7月頃良かったら見に来て
下さい」と返事が。
届いた種は順調に芽が出て育ってきているので花が咲いたら
入所者さんに外出で見てもらえたら良いなと思っています。
土居はちょっと遠いので1人で見に行こうかな・・・。
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介護を通じて楽しいこと
5年ぶりぐらいに介護職に戻って やっぱり楽しいな
と思う事は変わらなかった。
人前に出るのが苦手で うまく伝えられなくても
楽しい笑顔を見せてもらえるとうれしい。
こんな事もしてあげたいとか 色々思うけど なかなか
うまく時間を取るのが難しく悩む事もあったけど
みんなと一日一日を楽しく過ごすのが一番いい、
と思えるようになって より楽しめるようになったと
感じる今日この頃です。
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人生山あり谷あり
この4,5年は人生の中で激動の時でした。
次から次にやってくる出来事に落ち込んでは
また立ち上がってを繰り返していました。
乗車中 後ろからの追突事故を短期間に2回遭った時は
さすがに落ち込みました。それでも現在どうにかなって
いるので、自分でも不思議です。
家族の病気や不幸ごとが続き考え込むこともあったが
過ぎてしまえば思い出に変わり 落ち込む事も少なくなりました。
現在の暮らしは 犬のリリアが生活の中心です。
リリアは胴体の長い小型犬です。
犬なのに猫のように舐める事が大好きで
特に人肌を舐めたがります。
舐めながらうっとりと目を細めている姿は至福の時のようです。
最近は自分の前足を舐めています。本当は後足も舐めたいのですが
胴体が長いので多分届かないのだと思います。
舐めてなめて 前足の皮が薄くなっているようで、歩くとき
ヒリヒリ ヨタヨタしています。それでも舐めています。
リリアは私の元気の源です。
大好きなリリア これからもよろしくね。
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久しぶりの外出
コロナウイルス拡大のため 外出になかなか行けず
1年以上ぶりに お出かけに行った入所者さん。
アジサイを見ると「けっこいな。あっちにも紫があるなあ」
と見入っていました。
アジサイの隣にはラッパのようなお花があり、あれ何だろう?
と話していると「ラッパあじさい?」と言い
すかざすスタッフが「そんなんあるかい」と突っ込み
みんなで大笑い。
そんな楽しい空間に、こちらも和ませてもらいました。
ホームに戻り 介助をしていると「あんたおってよかった。
すきなんよ」と笑って言って下さり、覚えているんだな〜
と嬉しくなりました。
認知症だからすぐ忘れてしまうことも多いけど 日々の関わりを
大切に これからも接していけたらと思いました。
入所者さんは ちゃんと見てくれてる。
またみんなで外出に行きたいなと思います。
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うさぎとかめ
♪「もしもしかめよ かめさんよ・・・」♪
と、利用者の方と一緒に歌う憩いのひととき。
「どっちが勝った?」の声掛けに「うさぎ!」という言葉が
返ってくる。その度に、「かめは、のろまでもコツコツと真面目に
頑張って、ウサギは、怠けて眠ってしまったんで、カメが勝ったんよ」
と、話していたのです。
ところが、ここ最近は「かめ!」という言葉に変わってきているのです。
この言葉を聞くと思わず、拍手して「すごいなぁ、おぼえとったんやなぁ」
と、感激してしまう私。それに加えて、「ウサギは、怠けとった!
自慢しとった!」と、嬉しそうに言われる利用者さん。
「ほうじゃな〜、人生、カメのようにコツコツと真面目に、
ウサギみたいに油断したりなまけよったらいかんなぁ〜」
と、自分に言い聞かせるかの様に言う私の姿がそこにあった。
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挑戦
いつまで続くのか この生活
自由に出かけられないし マスクは着用必須だし
家の中での生活が増えた
パン作りに挑戦した
こねずに焼けるパン 今はやりらしい
マスク作りに挑戦した
布マスク
お豆腐作りに挑戦した。
お豆腐が作れる無調整豆乳を準備して
にがりを投入して
簡単で楽しい
出来たのは 固まりきらない おぼろ豆腐だった。
オートミールが健康食品で話題になっていたので
挑戦した。
小麦粉の代わりに オートミールにしてお好み役
をしたら もんじゃ焼きになった。
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優しい嘘
ある1人の入所者さん
夕方になると「わたし 皆に何も言わんと来たきに 帰ろうわい」
と言い、不安そうな表情を見せる。
そんな時「○○さん 皆 ここへきとんの知っとるよ〜
寝巻も届けてくれて 夕食後のお薬まで届けてくれて、
よう 気にかけてくれて優しいね」と、・・・私は嘘をつく。
心がキュッ・・・となりながらも・・・
すると ○○さんは「本当? ほんなら良かった」
と言い 夕食を食べ始める。
そんな姿を見ながらも ごめんね・・・という気持ちと
安心してくれて良かった、と思う気持ちが交互にやってくる。
嘘は良くないと育てられたのに、今は、嘘をついている。
その方との関係も長くなり、できる限り理解しようとし 心に
寄り添えるような声掛けができるように心がけてきたが・・・
やっぱり 嘘をつく、という事に 心がチクッとする。
これからも 悩み続けていくのかな・・・
でも ひとつ言えるのは その方に笑顔でいて欲しいと思うこと。
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花につられて
近所のご家族様宅には ポストまで手紙を配達しています。
配達時 家の玄関先の花がきれいに咲いているのを見かけると
ほっとします。
コロナの為 ご家族様のホームへの訪問が減り お顔を見る機会が減り
話する機会も減り 行事がなくなり 気づけば随分会っていない・・・
そんな1年でした。
先日はたまたま ポストまでお伺いした時 花の水やりをしている
様子が伺えたので 挨拶して帰ろうとしましたところ。
「花見ていくな」と声をかけて下さりましたので
庭先の花を見せて頂きました。
雨の多い6月でした。色々な種類のアジサイが咲いていました。
ダンスパーティー、スミダの花火。
アジサイにオシャレな名前が付いている事を教えて頂きました。
花に愛をたくさん注がれているのが伝わってきました。
花をみていると 心うるおいます。
花のこと お母さまの〇○さんにお伝えしますね。
ゴロリオサ、アガパンサス
植物の自然の生命力に元気を頂きました。
ありがとうございます。
笑顔の花を咲かせていきたいです。
ご家族様の温かい支えが励みです。
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