目次
○胡蝶ランの花
○中学生職場体験学習で感じたこと
○パワーみなぎる クリスマス会
胡蝶ランの花
玄関にきれいな胡蝶ランの花?
見とれていると ニコニコと悦ちゃんがやってきました。
「このランの花 2年近くかけて 花 咲かせんたんよ〜。ここのオープンの時に
もらった胡蝶ランなんよ〜。花がなくなったら見向きもされんで 可哀想でなあ。植え
かえしたんよ!・・・そしたら・・・2年かかったけど きれいに咲いたわ〜。ほんまにな
あ。」
(悦ちゃん)
お祝いで頂いた胡蝶ランの花。最後の花が落ちきるまで楽しませて頂きましたが、枯れるのも早いものです。
素人が咲かせるには大変難しい花ですよね?
花が咲いた時は ひときわ目を引きますが 枝・葉だけになると存在感も消え
見向きもされない 冬の時期をむかえるようです。
胡蝶ランの花をもう一度咲かせようと 私も挑戦したことがあります。
水を具合良く与えるのも難しい〜日光浴や 冬場の暖をとるのも手間がかかるしなあ〜コケを入れてみたけど 根腐れしたしなあ・・・どうやったらいいの?
おしえて えっちゃん!
「土を入れ替えたんよ!
ラン用の土 と 水コケ を混ぜこんで、それから肥料も粒の物を時々入れて
温かくなれば戸外へ出して 太陽と風と雨にも当てたり 水も加減しながらやって 冬場はホームのサンルームに新聞をしいて置いといたんよ〜(ニコッ)それと胡蝶ランは高い所が好きみたいよ!2Fとか3Fとかのベランダがいいわ!見下ろされるのが嫌いな花なのかしれんわ〜もちろん話しかけるのも大事よっ!」(悦ちゃん)
簡単なようで難しいんですよ、これが。
2年かけて 花を咲かせた 悦ちゃんは感慨深く 花を見つめていました。
4枝だったのが 1枝だけになったけどネ・・と謙遜しながら。
人知れず玄関にそっと置いています。みなさん 見てくださいね。
葉は分厚くなり花びらも大きく華やかに咲いて 根が、鉢からあふれるほどに
張って出ている所を見ると 次期も咲きそうな気配です。
花も手をかけてやると また命が再生するんですよ!
枝だけで一時期は枯れたように見えても本当は脈々と生きてるんですよね。
今日も 花に息吹を吹き込む悦ちゃんでした。
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中学生職場体験学習で感じたこと
M・恵子報告
南中学校より学生が、体験学習に来られました。
入居者たちも「うわ〜、若い子が来てくれて うれしいわぁ!家はどこなん?」
と親近感を覚え、初日は「孫みたい!」とハシャギながら七夕会を開きました。
学生さんの踊りや、歌など披露してもらい、まるで自身のお孫さんを見るよう
にうれしそうな笑顔がみられました。
例年と違った七夕会が行われ 入居者、学生さん共々、思い出深い一日になったと思います。
私たち介護職員は 普段の当たり前のお年寄りとの生活の中で忘れかけていた
事が たくさんあったと思います。
特にこぼれるような笑顔かな?
学生さんたちも、何年後かには就職し色々な職業に就かれると思いますが
ホームでの経験を生かし、仕事とは苦労も有れば充実感もあるものだという経験を長い人生の糧にして頂ければと職員一同願っております。
頑張れ!ファイト!ファイト!
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パワーみなぎる クリスマス会
今回 初めてホームのクリスマス会を体験して受けた衝撃は まず 自分自身
の中にありました。
その日の クリスマス会には 完璧とさえ感じられたシチュエーションの中で
始まりました。途切れることのない細かく準備された出し物 それを盛り上げ
る職員たちのテンションの高いこと 高いこと。
入所者の方々 職員たちの笑顔と笑い声は途切れることがありませんでした。
そして何よりも その中に自然に引き込まれるというよりも 積極的に入って
いこうとしている自分に驚いたのです。
それは入所者の方々が喜んでいる姿と その喜ぶ顔がみたくてたまらない職員たちを 目の当たりにしたからに違いありません。クリスマス会の余韻は
自宅に帰ってからもしばらく消えませんでした。
ユミ報告
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